深夜酒類提供飲食店を始められる方へ―難解な「図面作成」と【ネット集客】の重要性
更新日:5 日前


お客様が日常を忘れてリラックスできる、
自分だけの隠れ家バーを作りたい
そんな熱い想いを胸に、バーや居酒屋のオープン準備を進めているオーナー様、準備は順調に進んでいらっしゃいますでしょうか。
深夜(午前0時以降)にお酒をメインとして提供する飲食店を営業する場合、保健所の「飲食店営業許可」だけでは営業できません。公安委員会(管轄の警察署)へ「深夜酒類提供飲食店営業の届出」を完了させる必要があります。
しかし、この届出手続きは一般的な飲食店の許可申請に比べて非常に煩雑で、多くの開業者が壁にぶつかり、頭を悩ませているのが現状です。
今回は、深夜営業の店を開業するにあたって絶対に知っておくべき「手続き(図面・要件)の現実」と「空中階・地下店舗におけるネット集客の戦略」について徹底的に解説します!
目次
1.最大の難所!プロでも手こずる「店舗図面」の作成 |

深夜酒類提供飲食店の届出において、9割以上のオーナー様が最初に挫折するのが【店舗図面の作成】です。

内装業者が作った図面があるから大丈夫でしょ?
最悪、手書きでレイアウトを描けばいいのでは…?!
と思われるかもしれませんが、警察署に提出する図面は、建築用の図面や一般的なレイアウト図とは全く異なります。
警察(公安委員会)が求めるのは、規定の求積計算に基づいた極めて精緻な図面です。具体的には、以下の5種類の図面・求積表(計算書)をセットで作成・提出しなければなりません。
📋 提出が求められる図面一覧
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⚠️ なぜ自分で書くと失敗するのか?
図面作成では、客室の床面積だけでなく、壁の厚みや柱の凹凸、カウンターの形状、椅子の高さ・寸法までミリ単位で正確に計測しなければなりません。
さらに、客室と厨房の境界線の引き方や求積計算の方式には警察独特の細かなルールが存在します。1cmのズレや計算の不備があるだけで警察窓口で容赦なく差戻し(再提出)となり、何度も平日の昼間に警察署へ出向く羽目になります。

結果として「オープン予定日に届出が間に合わず、深夜営業ができないまま家賃だけが発生してしまう」という悲惨なケースも珍しくありません。
2.深夜酒類提供飲食店に課される厳格な「構造・営業要件」 |

届出を完了させるためには、店舗の物理的な構造や設備が、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の定める厳しい基準をクリアしていなければなりません。
📌 必ず押さえるべき主な要件
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🚫 「接待行為」は絶対NG!風俗営業との境界線
もうひとつ非常に重要なのが「接待行為の禁止」です。

「接待行為」について
どれぐらいの認識がありますか?!
深夜酒類提供飲食店は、あくまで「お酒や食事を提供する飲食店」です。特定のお客様の近くに座ってお酌をしたり、談笑の相手をしたり、カラオケで一緒にデュエットをしたり、手をつないでダンスをしたりする行為は「接待」とみなされます。
もし接待行為を行う場合は、深夜酒類提供の届出ではなく「風俗営業1号許可(スナック、パブ、キャバクラ等)」を取得しなければなりません。なお、風俗営業1号許可を取得した店舗は、原則として午前0時(地域により午前1時)以降の営業が一切禁止されます。

深夜酒類提供と風俗営業は紙一重なのでは?!
接待行為についての認識を改めないと…
「深夜営業をしながら接待もする」ということは法律上絶対にできませんので、営業スタイルの線引きには細心の注意が必要です。
3. バーに多い「2階以上の空中階」や「地下店舗」における集客の壁 |

無事に届出が完了し、店舗が完成しても、お客様が来なければお店は存続できません。
店舗物件を探す際、1階の路面店で視認性が高い物件は家賃(坪単価)が非常に高額です。
そのため、個人経営のバーやこだわりのお店、スナックなどは、10~15坪前後のコンパクトな物件で、なおかつ「2階以上の空中階」や「地下階」を選ばれるケースが非常に多くなります。
しかし、ここに店舗経営上の大きな罠が存在します。
🏢 「外から店が見えない」という致命的なデメリット
1階の路面店であれば、通りがかった人が「新しくお店ができたんだな」「おしゃれな雰囲気だな」と看板やガラス越しに店内の様子を見て、ふらっと立ち寄ってくれる(フリーのお客様)可能性があります。
一方で、2階以上や地下の店舗は、外から店内の様子や混雑状況、スタッフの雰囲気、価格帯が一切見えません。

あれ…?いつまでたっても
全然お客さん入ってこないぞ
今の時代、見ず知らずの雑居ビルの中階段を上ったり、暗い地下階段を降りたりして、飛び込みで入ってくれるお客様はほぼゼロと言っていいでしょう。「どんな店かわからない恐怖感」が心理的ハードルとなってしまうからです。
4.オープン初日から満席を目指す!「ネット集客・SNS仕込み」の具体策 |

1階路面店でない店舗ほど、開業前からの「Web・ネット集客の仕込み」がお店の生死を分ける絶対条件になります。
「看板を出していれば誰か来るだろう」という甘い考えは捨て、事前にお客様にネット上で店内の様子や料金体系をチェックしてもらい、「安心して階段を上れる状態」を作っておく必要があります。
📲 開業前に徹底すべき4つのネット集客施策
① Instagram・TikTok等のSNSで「中の様子」を可視化する
② Googleビジネスプロフィール(MEO対策)の徹底活用
③ 料金システム(明朗会計)の明記
④ 開業ドキュメンタリー発信でファン(見込み客)を作る
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どれだけ自分のお店をアピールできるかが勝負なんだ!待ちの姿勢ではなく、攻めの姿勢で行かないと!
まとめ
深夜酒類提供飲食店の開業準備は、まさに時間と労力との戦いです。
昼間は内装業者との打ち合わせや食材・お酒の仕入れルート開拓、スタッフの採用・研修を行い、夜はSNSの更新や集客の仕込み……。そんな多忙を極める中で、慣れない警察署への事前相談やミリ単位の図面作成、複雑な書類作成を行うのは、あまりにも大きな負担です。
「図面の不備で警察に何度も突っぱねられ、オープン日が延期になってしまった」
「警察手続きに追われ、肝心の集客準備やメニュー開発が後回しになってしまった」
そんな本末転倒な事態を防ぐためにも、複雑な法的手続きはプロである行政書士に任せるという選択をぜひ検討してみてください。初回相談は無料ですので、まずはお電話やお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。





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