【ハトマーク と ウサギマーク】宅建協会と全日どちらを選ぶ??保証協会の入会費用と特徴を徹底比較
- 7月22日
- 読了時間: 5分
ベストパートナーズ行政書士事務所 森重です。
当事務所では、東大阪を中心に不動産業(宅地建物取引業)の新規開業のサポートに力を入れています。
不動産業を開業する際、誰もが必ずぶつかる大きな選択があります。それが、「ハトマーク(宅建協会)」と「ウサギマーク(全日)」のどちらの保証協会に加入するか?という問題です。
どちらに入会しても同じように不動産業をスタートできますが、費用や雰囲気、サポート内容に少しずつ違いがあります。今回は、これから不動産業を開業したい方向けに、2つの団体の違いや費用の比較、賢い活用術まで徹底解説します!
1. そもそも「ハト」と「ウサギ」って何のこと!?

不動産屋さんの店頭や看板で、緑の地に白いハトのマークや、黄色い地にウサギのマークを見かけたことはありませんか?これらは、不動産業者が加入している「業界団体(保証協会)」のシンボルマークです。
◇ハトマーク(全宅・宅建協会)
正式名称は「公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会」。業界シェア約80%を誇る圧倒的大手団体です。
◇ウサギマーク(全日)
正式名称は「公益社団法人 全日本不動産協会」。1952年に設立された、日本で最も歴史の長い不動産団体です。
なぜどちらかの保証会社に入会する必要があるのでしょうか。
不動産業を開業する場合、万が一の取引トラブルに備えて「1,000万円」の営業保証金を供託所に預けるのが法律上の基本ルールです。
しかし、どちらかの保証協会に加入すれば、1,000万円の代わりに「60万円の弁済業務保証金分担金」+諸費用(合計130万〜170万円程度)を納めるだけで開業できるようになります。そのため、ほとんどの不動産業者が「ハト」か「ウサギ」のどちらかに入会してスタートを切るのです。
2. 保証協会のそれぞれの魅力と特徴を比較!

どちらに入会しても不動産業の営業ができることに変わりはありませんが、それぞれに得意な強みがあります。
比較項目 | ハトマーク(全宅) | ウサギマーク(全日) |
業界シェア | 圧倒的シェア(約80%) | シェア約20% |
会員数の傾向 | 老舗・大手〜中小まで幅広い | スモールビジネス・一人起業家も多い |
レインズ等のシステム | 「ハトサポ」など実務ツールが充実 | 「ラビーネット」で契約書作成等もスムーズ |
地域の繋がり | 支部数が多く、地元の横のつながりが強い | 距離感が程よく、アットホームな雰囲気 |
◇ハトマークの魅力
何と言っても圧倒的な認知度と会員数の多さです。地域支部ごとの結束が強く、地元の先輩業者とのネットワークや情報交換を重んじる方に向いています。
◇ウサギマークの魅力
歴史がありながらも、ITシステムの整備(ラビーネット)や一人起業家へのサポートに柔軟です。良い意味で後腐れのないスマートな付き合いやすさがあります。
3. 入会費用などの総額・コスト比較

一番気になる「初期費用」と「ランニングコスト」ですが、結論から言うと「初期費用はウサギが少し安く、年会費は地域によって変わる」という特徴があります。
◆初期費用の目安(入会金・弁済保証金分担金など)
ハトマーク: 約150万〜180万円前後
ウサギマーク: 約120万〜150万円前後(ハトより10万〜20万円ほど安い傾向)
◆年間維持費(年会費)
概ね年間6万〜8万円程度(都道府県・支部によって異なります)。
※注意点として、どちらの協会も「早期入会キャンペーン」や「割引制度」を定期的に実施しています。時期によってはさらに安い初期費用で加入できることもあるため、事前チェックが重要です。
4. 保証会社(協会)を上手く利用していく方法

入会費を払って終わりでは勿体ありません!
保証協会のメリットを限界まで使い倒しましょう。
契約書・重要事項説明書のフォーマットを使い倒す
ハト(ハトサポ)もウサギ(ラビーネット)も、最新の法令改正に対応した完璧な契約書フォーマットが無料でダウンロードできます。イチから作成する手間がゼロになります。
無料の研修会・法改正セミナーに参加する
宅建業法や建築基準法の改正、税制の変更など、不動産実務に必要な知識を定期的な講習会でアップデートできます。
無料の「弁護士・専門家相談」を活用する
取引トラブルや「この物件の権利関係、どう処理すべき?」という複雑な案件にぶつかった際、協会の顧問弁護士や専門家に無料で相談できる窓口が用意されています。
5. 保証会社に入会する上での「注意点」

最後に、申請手続き上のとても重要な注意点を2つお伝えします。
① 免許申請から「営業開始まで」にタイムラグがある
都道府県に宅建業の免許申請を出し、無事に「免許通知」が届いても、すぐに営業できるわけではありません。通知が届いた後に保証協会の「弁済金納付手続き」や「新入会員説明会への出席」を経て、最終的な免許証が交付されます。申請から営業開始まで約2〜3ヶ月のタイムスケジュールを見込んでおく必要があります。
② 「事務所の要件(現地調査)」が厳しい
保証協会に入会する際、協会の担当者が実際に事務所の現地調査(写真撮影や訪問)に来ます。特に「自宅兼事務所」や「ビルの一室を借りる場合」は、居住スペースや他社と明確に壁・ドアで仕切られているか(独立性)が厳しくチェックされます。
「ハトマーク」と「ウサギマーク」どちらを選んでも不動産業者としての信頼性に優劣はありません。
「地元の業者とのネットワークを重視したい」
「初期費用を少しでも抑えてスマートにスタートしたい」など、ご自身のビジネススタイルや予算に合わせて選ぶのが一番です。
当事務所では、元不動産業界での契約書作成経験を活かし、
「自宅兼事務所で宅建業免許が通るか」の現地確認・物件チェック
宅建業免許申請・保証協会への加入手続きサポート
開業時の「日本政策金融公庫」からの創業融資サポート
まで、ワンストップでまるごとバックアップいたします!東大阪周辺で不動産業の独立開業をお考えの方、ハトとウサギで迷っている方は、ぜひ一度当事務所の無料相談でお気軽にご相談ください。
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代表 森重杏里
TEL 080-9819-2086



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