飲食店・美容室・小売店を開くならコレ!開業前に用意しておきたい準備物ガイド【8つの必須視点】
更新日:2 日前

物件が決まると、内装や備品の調達などやらなければならないことが一気に押し寄せてきますよね。お店の準備物には備品だけでなく、「許認可書類」「労務の備え」「近隣配慮」など、事前に用意しておかないとオープン後に困ってしまう重要なアイテムがたくさんあります。

オープン日までに何を揃えておけばいいんだろう?
何か大切なものを見落としていないかな…
この記事では、開業前に用意すべき準備物を【3つのステップ&8つのカテゴリー】に整理して分かりやすく解説します!ぜひチェックリストとしてご活用くださいね。
目次 |
1.店の土台と会計を固める「3つの基本準備物」 |

まずは、営業の前提となる「法律・お金・ルール」の準備物から固めていきましょう。
①【法令・許認可・契約】お店の土台を守る「書類・掲示物」 |
営業許可書・届出書の控え(原本・副本)
飲食店営業許可書、美容所開設届の控え、深夜酒類提供の届出控え、古物商許可証など。
資格証明書
食品衛生責任者手帳や防火管理者講習修了証など(掲示が必要な場合あり)。
賃貸借契約書・使用許諾書
店舗用途での契約や、看板設置・特定営業の許諾を示す書類。
屋外広告物(看板)の仕様書・図面
自治体の景観・看板条例に適合しているか確認・申請する書類。
カスタマーハラスメント(カスハラ)対策セット
基本方針の掲示物、初期対応マニュアル、トラブル記録メモ。
②【お金・会計・決済】スムーズな会計を支える「決済ツール」 |
マルチ決済(キャッシュレス)端末・卓上POP
審査・到着に1〜2ヶ月かかるため、最優先で手配。
インボイス対応のPOSレジ・レシートプリンター
登録番号(T+13桁)が印字される機器・レジシステム。
事業用の銀行口座・クレジットカード
プライベートと明確に分けて管理するための専用口座・カード。
釣銭用の現金(準備金)と手提げ金庫
大きなお札が出やすい開店初期に備え、多めに用意。
③【現場オペレーション】スタッフが迷わず動ける「マニュアル・連絡体制」 |
初期対応マニュアル
予想外の事態発生時や、クレーム発生時の対応をまとめたマニュアル。
緊急連絡網シート(掲示用)
オーナー・警察(110番)・消防(119番)・提携士業などの連絡先一覧。
日報・申し送りノート
日々の売上やヒヤリハット(事故になりかけた出来事)を記録・共有するノート。

備品の購入ばかりに目が行きがちだけど、許認可関係の書類もしっかりと揃えておかないと!!
2.お客様を引き寄せ、リスクから守る「3つの備え」 |

お店の存在をアピールする広報と、万が一の事故・トラブルを防ぐ備品です。
④【集客・広報・店舗の顔】お客様を引き寄せる「販促・Webツール」 |
Googleビジネスプロフィール(Googleマップ)
オープン前から写真やオープン日を掲載し集客。
店舗公式SNSアカウント(Instagram等)
工事中や準備の様子を発信し、事前にファンを作る。
紙の販促物
ショップカードや名刺、近隣配布用のオープン告知チラシ。
看板・のぼり旗・A型スタンド看板
道路交通法や屋外広告物条例のルールを守って配置。
⑤【安全・安心・防災・衛生】トラブルからお店を守る「防犯・防災備品」 |
防犯カメラ・録音設備
防犯に加え、不当クレームやカスハラ発生時の事実記録として設置。
救急箱・衛生用品・消火器
応急セット、アルコール除菌スプレー、指定の消火器。
店舗総合保険の加入証書
食中毒や施設内の事故、看板破損に備える火災・賠償責任保険。
⑥【地域・近隣・衛生】街に馴染み、トラブルを防ぐ「環境配慮グッズ」 |
事業系ゴミの指定袋・回収業者との契約
事業ゴミは家庭用ステーションに出せないため事前契約が必須。
近隣あいさつ回り用の手土産・案内
工事中の騒音へのお詫びとオープン後のご挨拶用。
害虫駆除の契約・捕虫器
特に飲食店ではオープン前からの衛生対策が不可欠。
駐輪場・駐車場のご案内POPやコーン
路上駐車や無断駐輪による近隣クレームを防止。
3.人と組織を長持ちさせる「2つの基盤」 |

オープンして満足するのではなく、長く安心して走り続けるための仕組みです。
⑦【雇用・労務】働く仲間を守る「労務ツール」 |
労働条件通知書・雇用契約書のひな形
採用時に必ず交付する書類(給料・時間・休日・退職ルール等)。
タイムカード・勤怠管理アプリ
労働時間を適正に把握するための打刻システム。
個人情報・SNS利用に関する誓約書
情報漏洩やバイトテロ等のトラブルを防ぐ誓約書。
従業員用の貴重品ロッカー
スタッフの私物盗難トラブルを防ぐ環境整備。
⑧【オーナー自身の備え】走り続けるための「自己管理・バックアップ」 |
自分のバックアップ(代理人ルール)
体調不良等で倒れた際、対応できる家族や店長とのルール決め。
事業の予備費(運転資金)
最低3〜6ヶ月分の固定費(家賃・人件費)を支払える手元資金。
専門家ネットワーク
法律・税務・労務・許認可で困ったときにすぐ相談できる士業の連絡先。

万が一、オーナー様ご自身が体調不良になられた際の初動を考えておかないと、現場のスタッフが混乱してしまいます。ぜひスタッフの皆様と打合せをしておきましょう。
4.今すぐできる!開業準備の5つのチェックリスト |

オープンに向けた準備を漏れなく進めるためのポイントです。
□ 許認可・届出書類の控えや、契約書が全て揃っているか□ キャッシュレス端末とPOSレジのテスト打ち□ Googleマップ・SNSで、オープン告知を出し、近隣へのご挨拶□ 防犯カメラ・事業系ゴミ契約・各種保険などリスク管理の備えを確認□ 雇用契約書・緊急連絡網・専門家ネットワークなど人と組織の基盤を整えた |
まとめ
お店の開業準備は、設備や備品といった「目に見えるもの」だけでなく、許認可、リスク管理、近隣配慮、労務環境といった「目に見えない備え」をバランスよく整えていくことが成功の鍵となります。
当事務所では、飲食店営業許可や美容所開設届、古物商許可、屋外広告物許可などの各種手続きはもちろん、法人設立や創業融資、店舗の賃貸契約チェックまで、開業全体のスケジュールを総合的にサポートしております。
また、従業員の雇用や社会保険手続は社会保険労務士、確定申告や税務は税理士、登記申請は司法書士と、必要に応じて信頼できる専門家への無料でおつなぎも行っております。
「オープンに向けてどんな許可が必要かわからない」「準備スケジュールに不安がある」というオーナー様は、ぜひ一度当事務所の無料相談でお気軽にご相談くださいね!オーナー様が地域で長く愛される最高のお店を作れるよう、全力でバックアップいたします!
法的根拠・参照リンク
※本記事は2026年10月時点の公開情報に基づき作成しています。各種許認可の要件や申請時期は業種や自治体により異なるため、詳細は必ず管轄の保健所・警察署・市役所等にご確認ください。 |





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